らおばんBLOG

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中華圏(中国、台湾、香港)の情報発信ブログ

大失敗!!台湾で初めて借りた家が最悪だった

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私は数年前に初めて台湾を訪れ、初めて台湾で部屋を探し、大失敗しました。

今回はその時「失敗したー」と思った体験をお話します。

 

 

laoban.hatenablog.com

 

 

※ちなみに初めて借りた家
台北市
●家賃月9000元ワンルーム
●仲介業者なし

 

朝お湯がでない…

 

私は朝シャワーを浴びる習慣があり、入居した次の日もいつも通り朝シャワーを浴びようとすると…

「!?」

なんとお湯がまったく出ないのです。

私は急いで大家に連絡しました。

大家「今忙しいから夜様子を見に行く」

と返事をされ、私は仕方なくその日はシャワーを浴びずに準備をし、出かけました。

帰宅すると…

大家「昼間チェックをしたけど問題なかったぞ!」

と連絡があり、確かにその日の夜は、大家の言う通り問題なくお湯が出てシャワーを浴びることができました。

しかし、

次の日の朝なんとまたお湯が出ないのです。

怒った私はもう一度大家に連絡しました。

すると、大家はめんどくさそうにこの家のお湯の仕組みを私に説明してきました。

大家が言うには、階ごとに一日に使用できるお湯の量が決まっていて、夜使いすぎると翌朝は出ないとのことでした。

(ようするに同じ階の人がお湯を使いすぎると自分の部屋のお湯が出なくなる)

おかしいと思った私は、台湾ではこれが普通なのかと友達に聞くと

「普通ではない!!」「おかしい!!」

と言われ、自分でも調べてみると確かに普通じゃないということがわかりました。。。

当時は結構落ち込みましたね。。。

 

部屋にアリが…

 

これは台湾の安い物件だとよくある被害だそうで、私もかなり悩まされました。

夏のある日、部屋の壁が黒くなっているのを見つけ、近寄ってみるとなんとアリが大量に行進しているのです。

「お湯問題の次はこれか…」

正直見つけた瞬間かなり萎えました。

部屋で料理をしたり、甘いものを食べたりしていなかったのでおかしいと思いまた大家に連絡し、次の日に来てもらう事になりました。

日に大家から連絡がきて部屋を見てもらうと…

大家「こりゃーどっかに巣があるな」

大家「今から業者呼んで駆除するか!」

それから数時間後、駆除が終わったのですが、部屋がものすごい匂いがしていたので、その日は自分の部屋では寝れず、友人宅に泊まらせてもらいました。。。

 

数週間後…

今度は壁紙が剥がれました…(怒

 

退去時に請求

 

その後もいろいろな問題があり、限界が来た私は、引っ越しすることに決めました。

本来は一年契約のため一年住まないと敷金が返ってこないのですが、理由を説明し相談したところ全額返してくれるということになりました。

しかし!!!!!

退去日に大家が部屋の確認に来たところ

「ここ壊れてる!」

「ここに傷がある!」

など私が住む前からあるであろう傷や壊れた物の事を騒ぎ始め、返す予定の敷金から差し引くと言い始めたのです。

「…。」

すぐに台湾人の友人を何人か呼びそれはおかしいと一緒に抗議してもらいました。

最終的に入居当時の写真を見つけ元々ある傷ということが証明できたので、敷金は丸ごと返ってくることになったので良かったのですが、悪徳不動産的なものが台湾には多いようですので、皆さんも気をつけてください。。。。

 

まとめ

 

家族経営で小さい不動産会社をやっているところは違法ギリギリで商売しているとこが多いため、外国人は要注意だそうです。

手数料を払ってでもちゃんとした仲介業者を利用することにしましょう。

 

 

 

 

 

【台湾の部屋探し】で注意すべき点・確認すべきこと

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以前台湾に数年自分で部屋を借りて住んでいた経験があります。そのときに学んだ部屋探しにおいて最低限気を付けること・注意すべき点を今回まとめて書き出してみました。

これから台湾で部屋を探そうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

 

屋上の部屋は違法建築の可能性あり


台湾でワンルームタイプの物件を探しているとよく見かけるのが、建物の屋上を利用して付け加えられた部屋の物件です。

こういったタイプの物件はどれもよくできていて、あとから付け加えたとは思えないくらいのクオリティーのとこが多いのですが、違法建築の可能性があるので要注意です。

家賃が安くキレイなところも多いため日本人留学生などがよく借りているのですが、できることなら借りないことをオススメします。

台湾の友人いわく何年か前に法律が変わり、屋上に部屋を付け加えて人に貸すことは法律で禁止になったそうです。ですが、すべてダメというわけではなく、法律が変わる以前から建てられていたものに関してはグレーだそうです。

実際に借りて住んで警察に捕まったなんて話は聞いたことがないですが、こういった物件は非常にトラブルが起きやすいです。

 

お湯の出る時間を確認すべし


台湾の物件で比較的安い部屋のほとんどがお湯を出し続けられる時間が決まっています。

お湯を何分か出し続けているとだんだん冷たくなってきて、何分か止めておくとまたお湯が出るといった感じです。

シャワー時間が短い人はあまり問題はないですが、長くシャワーを使いたい人は先に確認しておくことをオススメします。

 

 ゴミ出しの確認


台湾の一般家庭のごみ捨てはゴミ収集車が近くに来る時間を自分で確認し、収集車がきたら自分でゴミを持って行き直接投げ込むといった方法をとっています。

一人暮らしの学生や社会人がこれをするのはかなり大変なので、借りたアパートもしくはマンションが代わりにゴミ捨てをしてくれるのか確認しておきましょう。

もしそういったサービスがなければ、毎回自分で時間を確認し捨てに行かなければなりません。

 

窓の確認


台湾は一年通して湿度が高く部屋の壁や浴室にすぐカビが生えます。

なので換気するための窓の個数や大きさは部屋選びではかなり重要になってきます。

たまに台湾の物件で浴室に窓がないなんて物件がありますが、そういった物件は絶対にやめましょう。あっという間にカビだらけになりますから。

 

 壁の厚さは絶対チェック


快適に生活すために部屋を借りる前、絶対に壁の厚さを確認しておきましょう。

壁が薄く隣の部屋の会話が丸聞こえだとか、外や隣の物音が響いてくるなんて物件が台湾には山ほどあります。

ですが、防音でまったく物音が聞こえてこないなんて物件は台湾で見つけるのはかなり難しいので(一応あるのですが家賃がすごく高くなってしまいます)、自分の生活に支障が出ない程度の壁の厚さもしくは防音がされてある部屋を探しましょう。

 

 

以上が私が経験上学んだ台湾の部屋探しにおいて最低限注意するべき点です。快適な生活をするために部屋探しは慎重にしましょう。

台湾の生活費って実際どうなの?(台北編)

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ここ数年日本では空前の台湾ブーム!
「台湾に住みたい!」
「台湾で働きたい!」
という声も多く聞くようになってきました。
実際台湾の生活費がどのくらい掛かるのか気になる人も多いと思いますので、
今回は私が以前(~2018年)台湾の首都台北市に住んでいたころに掛かった一ヵ月の生活費を皆さんに共有していこうと思います。

 

台北の家賃はぜんぜん安くない!?

 

正直家賃は日本と比べても全然安くありませんでした。(むしろ日本の地方の方が安いくらい)
ワンルームでトイレ、洗濯機、シャワーが個人で使えるものがあり、日本人でも大丈夫と思えるくらいの清潔な部屋だとだいたい月13000元(約4万5000円)前後でした。台北市は今もどんどん家賃が上がっているので2020年現在はおそらくもう少し高くなっているかと思います。
●一ヶ月家賃●
12000元(家賃)+1200元(光熱費)+1000(管理費)
合計14200元(約51000円)

 

食べ物の値段はピンキリ!?


食費についてですが、正直日本で一人暮らしをしていたときとあまり変わりません。スーパーなどで安い材料を買って自炊をしても日本で自炊をしていた時より少し安くすむくらいです。なぜなら、今台湾のスーパーには日本の調味料やお菓子がいっぱい売っていてどれも価格が日本の1.5倍だからです。一人暮らしの場合、衛生面が気にならない方は自炊をするより夜市などで買って食べたほうが格段に安くすみます。
外食に関しては、ローカルな料理店以外そんなに安くはなく、基本日本と変わらないと思っていた方がいいです。台北市内にあるスイーツのお店なんかは日本より高い店が結構多いですね。。。
●一ヶ月食費●
合計約10000元(約36000円)

 

交通費と雑費


台湾全土で交通費は安く地下鉄なんかは日本の三分の一くらいの値段です。バスも新幹線もタクシーも基本的に日本の二分の一以下の料金で使用できます。
雑費についてですが、生活用品(トイレットペーパー、食器、掃除用具、化粧品)は日本より少し安いかな程度でそこまで安くありません。
携帯はチャージ式の現地のSIMを契約していて、月300元(約1000円)です。
●一ヶ月交通費と雑費●
合計約1000(約3600円)

 

結果一ヶ月の生活費は?


14200元(家賃合計)+10000元(食費)+1000元(交通費、雑費)+3000元(交際費)


合計28200元(約105000円)


毎月多少多かったり少なかったりはあるのですが、だいたい毎月最低10万円は必要になりますね。。。
自分は当時かなり頑張って節約生活を送っていたので、留学生など遊んだり飲んだりが多いような生活になると、日本円で15万くらいは確実に掛かってきますね。。。